

【特定名称】 本醸造 無ろ過 生原酒
【保存】 要冷蔵
【配送】 クール便
■原材料:米・米麹・醸造アルコール
■原料米:栃木県産五百万石
■精米歩合:65%
■日本酒度:+2
■アルコール度数:19度
■酸度:1.7






しっかりとした芳醇さが酒通を魅了してやまない
スッキリとした味わいの後から広がる芳醇さがたまらない。無濾過生原酒「素顔」は、その名の通りろ過も熱処理もしていない完全な生のお酒です。昔ながらの佐瀬式の槽で時間を掛けて、味に雑味を加えないようにもろみをゆっくりしぼります。そのおかげで、しっかり生きた麹のもつ旨味と芳醇さをあますところなく味わえる1本になりました。その味わいに魅了された幾多の酒通もとりこにし、片山酒造の商品の中で不動のナンバーワンを誇っています。
熱処理をしない完全な生の味わい
無濾過生原酒 「素顔」は火入れと言われる熱処理をしない完全生のお酒。しぼりたての生酒は貯蔵して、劣化を避けるためろ過と火入れを行
うのが一般的です。しかし鮮度を保つためになかなか店頭におくことが出来ず、かつては蔵人しか味わうことができなかったほど。一般ではなかなか味わえなかった幻の味を、蔵元から直送して皆様の元へお届けします。 鮮度を保つためにも保存は冷蔵庫で冷やしてお召し上がりくださ
い。


もろみの旨さを存分に味わう
丁寧に精米した米を蒸し、その蒸米から酒の元
となる酒母をつくります。これを3~4日かけて三段仕込みを行いもろみができあがります。できたばかりのもろみには酒の旨味が凝縮された状態です。それを丁寧にしぼって、もろみ本来の風味を残したお酒がこの無濾過生原酒。そのため、飲んだ時に雑味がなく、もろみの旨さがぎゅっと凝縮され、口いっぱいに芳醇さが広がります。
熱処理をしない製法
しぼりたての生酒は貯蔵して、劣化を避けるためろ過と火入れを行うのが一般的です。しかしこの無濾過生原酒「素顔」はしぼりたての生酒をすぐに瓶詰めし、皆様の元にお届けしています。熱処理をしないことで、酒本来の旨味を十分に残すことができるのです。
濾過せずビン詰め
通常生酒の状態でろ過をして、余分なものを排除して瓶詰めしますが、無濾過生原酒「素顔」は、もろみの風味を残すため、ろ過することなくビン詰めします。そのため、瓶を開けた瞬間から、まるで酒蔵で出来立ての酒を味わったかのような風味を楽しめます。完全な生の状態の酒なので、瓶を開けた後も熟成し続け、その味の変化を楽しめるのも魅力です。一気に変化してしまうと本来の風味が消えてしまうので、冷蔵庫で貯蔵するのがおすすめです。
佐瀬式の槽で時間を掛けてゆっくりしぼる
佐瀬式とは槽(ふね)と呼ばれる伝統的な「佐瀬式圧搾機」で搾る方法です。効率的な機械絞りとは違い、手作業で絞りをするという非常に手間ひまのかかる昔ながらの工程です。使用する槽の大きさは幅約1メール、長さ約3メートルの浴槽型の器具に、もろみと詰めた酒袋を何層にも積み重ね、余分な雑味が出ないようにするため、その重みで3~4日ほどかけてゆっくりしぼります。一回では少量しか搾り出せないため、この作業を何度も何度も繰り返していくのです。この方法は非常に手間ひまがかかるので、この製法を採用している酒造は栃木県内では1割にも満たないほどです。片山酒造では明治13年の創業以来大切に受け継いでいる「佐瀬式」の搾りを忠実に続けて、皆様に愛されるお酒を日々まじめに作っています。
日光のおいしい水で仕込んだ一番しぼり
明治13年の創業以来、片山酒造の使用している水は日光連山より流れ出
る大谷川の伏流水である「千両水」です。これは日光世界遺産で有名な日光二荒山神社の別宮・滝尾神社の境内には、弘法大師にまつわる伝承で知られる日光三大霊水のひとつ「酒の泉」があります。この泉は、良酒を生み出すと言われて崇められている水。これを元水とする大谷川の伏流水が「千両水」なのです。その昔、片山酒造の初代創業者は、新潟県柏崎市より良質な水を求めて旅立ちました。長旅を経て、最終的に日光市今市で納得のいく水に辿り着いたのです。この「千両水」は地下16mからくみ上げた口当たりのよい軟水で、酒造りに使用するとまろやかな味わいと香りを生み出してくれる最高の水なのです。




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